成歩堂 龍一 （逆転裁判）

主人公。どんな窮地に陥っても、被告人を信じ、ハッタリで事態を動かす熱血弁護人。
新人だけど精神年齢は高そうだ。
主人公だからプレイヤーの分身であるはずだけど、私もまだ理解できていない
真実を彼は見破っている！
いきなり証拠品を突きつけようとか言われても、私わかんないよ！！

名字はネタなのに名前は普通。この絶妙（？）なバランスが
このゲームを表しているような気がする。

個人的に彼の名言は”異議あり！”ではなく、
”ボクも頭はいいけど…”です。
確かにキミは頭いいとは思うけどな！


…というのがファーストプレイ後に書いたナルホド君のキャラトーク。
ちなみに私のファーストプレイは『蘇る逆転』です。
興奮しながら書いたので口調が変ですが、まあそれは置いといて。

ナルホド君は熱血と言えば熱血なのですが、
同時にすごく冷淡です。
興味のあることとないことに対する反応が極端です。
一見人当たりも面倒見もいいけど、
”いいんじゃない、どうでも”とか
”荷星さんは同時に二つのことができない（セリフうろ覚え）”
みたいなことを心の中で結構言ってますよね。
共感度も低そうです。

本当に頭がよくて、本質を結構直感で見抜いちゃうタイプだと思います。
理由は後から紐解くから、周りには危なっかしく見えるんじゃないでしょうか。
私の中のイメージはナルホド君が北島マヤ（天才肌）で御剣が姫川亜弓（努力家）です。
勝手にガラスの仮面に何故か変換してしまう…。

自分のやるべきことというのが何となく分かっているため、
芸術学部なのに弁護士を目指したり（普通無理だと思うよ！）、
しつこく御剣の弁護を引き受けようとしたり、
大切な弁護士バッジを御剣に預けてみたり、
あっさり弁護士資格の喪失を受け入れたり、
幼いみぬきちゃんを育てたりできちゃうんでしょう。
でも理不尽だと思うことはずっと心の中にストックしておいて
ここだ！という時に爆発させて、結局自分の望む方に流れを変える力を
持っていると思います。
御剣との別離とか弁護士バッジ剥奪とか。
それが何だかストーカーっぽく見えるんですけど。

ナルホド君にとっての位置づけ
・御剣⇒何者にも代えられない大切な人。友人とか恋人とかそんなものも飛び越えたところにいそう。
　　　　　だからずっと執着している。たぶん４の時も連絡取ってたんじゃないかな。
　　　　　…あれも御剣からの依頼でやってたんじゃないかと思うんですけど。
・マヨイちゃん⇒妹みたいな感じ。大切で守ってあげたいけど、恋愛対象外な気がする。
・千尋さん⇒女神様？困った時の千尋頼み（特に初期）。尊敬する数少ない人。
・ハミちゃん⇒マヨイちゃんの妹みたいな感じ。だからといって自分の妹みたいには思えない。
　　　　　　　　　あくまでマヨイちゃんあってのハミちゃん。
・ヤハリ⇒なんとなくのくされ縁。よくも悪くも色んな刺激をくれるので、ずっと友達でいられてるのでは？
　　　　　　普通の人だったら卒業後も友達続けてないと思う。
・イトノコさん⇒いつも情報くれるいい人。それだけ。
・ちいちゃん⇒一目ぼれ。ちいちゃんには本当に恋したけど、あやめさんのことは真相がわかっても
　　　　　　　　　ちいちゃんの双子の妹…という位置づけなんじゃないかな。
・みぬきちゃん⇒良く出来た自慢の子供。かわいくて仕方がない。
　　　　　　　　　　…と同時に共犯者みたいな意識もありそうな気がするんですよね…。
・オドロキ君⇒今のところ、いいオモチャであり、金づる（失礼）

それ以外の人に対しては興味持ってないような気がするんですよね。
依頼中は依頼者のことにすごく関心示すし、親身になるけど、
終わったら興味なし！はい、終わりって感じ。

あ～、なんか厳しい意見だな。
だからこそ、魅力的であり、かっこよくもかわいくも見えるんですけど。
愛情は深いんだけど、特定の人にしか向けられない人。
うん。向けたら一線越えてるんちゃうの？みたいな友情築いたり、
本当の親子みたいな関係を築けちゃうんでしょうね。

なるほど君ってあの髪型さえ無視すれば、
普通にかっこいいですよね。
顔も体格も。
ニットなんか妙にセクシーですし。
『なるほど逆転裁判』の着替え中のナルホド君のイラストがすごく好きです。
いいですよね、アレ！

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
拍手、ありがとうございます。