裁判を傍聴してきた！（１）

先日、”実際の裁判を見た～い！”とほざいておりましたが、
本当に行ってきちゃいましたよ！ワタクシ。
14時から２件傍聴してきました。
中途半端に行動力はあるのですよ。
平日自由に動き回れるのは今しかないですしね！


場所は神戸地方裁判所。
ご近所にはやたら法律事務所がひしめいておりました。
やっぱり近い方が便利ですものね。

場違いなのを自覚しているのでドッキドキしながら裁判所に入っていきます。
挙動不審で捕まらないよう（笑）平静を装いながら…。
何か話しかけられたら「裁判員制度が始まる前に一度裁判を見ておきたくって…」
と言おうと思ってたのですが、
よく考えると裁判員って有権者の中から選ばれるので
そもそも選挙権のない私（not日本国籍）には使えないやん、この理由！
ということに途中で気付き、あたふた…。
まさか「逆転裁判にハマって実際の裁判を見たくなったんです」なんて言えないですしね…。


入って右側に受付があり、おじさんが2名いらっしゃいました。
その前にひっそりと３つのファイルが置いてあります。
この３つのファイルに今日の裁判の予定が書かれてあり、
基本的に好きなように見て回れるようになっているのです。
”刑事””民事””簡裁”の３つがあったのですが、
事前リサーチで傍聴する際は”刑事”事件がオススメ（わかりやすいから）とあったので
刑事事件のファイルをチェック！

…しまった！！！
最初の傍聴にオススメだという”新件”はほとんど朝イチ（10:00）からだ…！！
う～ん、そりゃそうよね。早よ、来いっちゅうことやね。
13:30にも1件あったので、それを見たかった…。
現地に行かないとスケジュールわかんないんだもんな～。
途中入退出も出来るようだけど、傍聴初心者マークの私にはそんなＫＹなことムリ…。
ちなみに”新件”というのは今日が初裁判となる案件のことです。
最初なのでイチから説明が入るのでわかりやすいらしいです。

15:00～15:20までの裁判がもっとも直近だったのでそれと
15:30～16:30までの裁判の2件に行こうと決め、時間があるのでしばらく各ファイルをチェック。
ファイルには時間と場所と被告人の名前と何の罪状なのかと裁判官の名前等が書かれてますので、
ある程度どんな事件なのか予想することが出来ます。
民事の方、被告はほとんど金融関係です。
カード会社とか銀行とか…いやだなぁ。
コレ見ただけでお金絡みのトラブルは恐いなぁと思っちゃう。
後、被告人の名前にやたら”○○こと△△”というのが多くて嫌になりました。
○○が日本名、△△が本名。
私と同じく在日の方ですね。
なんだかんだと未だに差別やなんやで人生転落しやすいのはわかるけど、
お願いだから頑張って！人生投げないで！
…切なくなりました。

そんな風にファイルを独占して時間つぶしをしていたら、
超普段着の大学生（しかも新入生っぽい）が「初めて傍聴するんですけど～」と
受付のおじさんに話始めました。
おじさん超嬉しそうに、色々教え始めます。
そっか、変にドキドキせずに普通に教えを請えばよかったのか…。
ま、確かに裁判に興味を持ってもらえるのってうれしいよね、おじさん。
動機が不純だからって変に後ろめたい私のバカ！！
「…最初は民事よりもそこの人が持っているファイルに書いてある刑事を傍聴した方がいいよ♪」
あ、ごめんなさい。もう見終わりましたので、ドウゾ。

ちょっと長すぎるので記事分けます。まだ本番に到達してないよ！