天海祐希が劇団☆新感線とコラボして海賊かつ女王の役を演じると聞いて
気になって仕方が無かった作品。
以前にも書きましたが、私の元祖はやっぱりFF5のファリスなので、
女海賊で実は王女様でしたって設定はドストライクなのです！
その設定だけで美味しすぎるのに、それを天海祐希が演じるとか
どんなけ俺得！
これは見るしかないでしょう！！！！！
・・・が、舞台のチケットは全然取れず…。
最近DVDが出ていることを知り、思わず購入してしまったのでした（笑）
大航海時代末期のイベリア半島にある架空の小国コルドニアが舞台。
女海賊アンヌ（天海祐希）は海賊専門の海賊として活躍していたが、
実は亡き国王の娘であることがわかり、女王となることに。
腐敗した宰相ラーカム一派からの妨害を受けつつも、
コルドニアの自治を守るため、かつての仲間である海賊たちと戦うことに…。
個人的にはとってもサラディナーサ（河惣益巳の漫画）を思い出して仕方がないストーリー。
あちらは海賊であることを貫きますけどね。
アンヌ率いる海賊団の用心棒をしているのが石川五右衛門（古田新太）って時点で
歴史的なことなど細かいことは無視してファンタジーとして楽しむべし！
歌あり！ダンスあり！殺陣あり！
の何でもありのエンターテイメント大作です！
3時間半という長丁場ながら、細かいネタ（アドリブ込み）を随所に散りばめ、
ストーリーが二転三転するので、飽きずに楽しめます！
何よりも天海祐希がすごいっ！！！
何という美しさ！TVドラマでも充分魅力たっぷりな女優さんですが、
舞台映えがハンパじゃないっ！オーラがすごいっ！！！！！
さすがは元宝塚トップスター！！！！！
私の見たDVDは”ゲキシネ”といって舞台公演を撮影したものを映画用に編集したもので、
通常の舞台と違って、要所要所で演者のアップが入るのですが、
どのシーンをとってもすごく美しい！もう４０歳過ぎですよ？
海賊衣装→女王のドレス→親征時の軍服などなど、何度も衣装を変えるのですが、
どれも様になってます！
軍服姿にいたっては完全にオスカル様です。
個人的にはそのオスカル様シーンの後に着ている貴族の私邸での衣装みたいなのが好きです。
あれ、男性用の衣装だと思うけど…。
天海祐希はドレスも似合うけど、やっぱり長い手足が映えるスラっとした男装が似合う！
まあ、主役とはいえ本当にオーラが凄すぎて、この人はむしろ脇役は出来ないんだろうな…。
主役が食われてしまうわ！
ミュージカル調の舞台なので、もちろん天海祐希も歌って踊ります！
さすが元宝塚って言いたいところだけど、一部の歌はちょっと微妙だった気が…。
完全に歌パートに入っちゃったら問題ないのですが、セリフ的地声で歌う部分は
ちょっと不安定なところがあったような…。
まぁ、でも圧倒的な存在感・オーラでそんなものは吹き飛ばしてくれますが。
なんというか、本当にもう説得力のある美しさです！
とまぁ、あまりにすごかったので、思わず天海祐希についてばかり語ってしまいましたが、
その他の方々もすごい！みなさん実力派！
古田新太演じる石川五右衛門の緩急自在で安定感のある演技。
まぁ、残念ながら隣のアンヌが男前過ぎて、かっこいいとは思えませんでしたが…（笑）
松田聖子の娘というイメージしかなかった神田沙也加の確かな歌声・滑舌！
何気に声がすごく通ってキレイ！いい声されてます。
２世っていうか、本人に実力があってびっくりしました！
松田聖子の娘でなくても、何あのお姫様役の子？って気になって調べたと思います。
絶対元タカラジェンヌだって思って調べたらやっぱりそうだった、
優雅な宝塚オーラ溢れ出るエリザベッタ（森奈みはる）。
生真面目な演技でありながら、何気に笑いもすごく取ってる！
その他劇団☆新感線のベテランさんたちがしっかり脇を固めて、
歌やコメディにメリハリをつけているのですが、
その中でもガファス将軍役の粟根まことさんの声が…、
なつかしの”にこにこぷん”のぽろりに聞こえてしまって、
よく聞くとそんなに似てないのですが、
こういうのって一度そう聞こえると、もうダメなんですよね…。
元々コミカルな役どころの方ですが、
勝手に”ぽろり将軍！”っと思ってしまって笑ってしまいました…。
そして二度目・三度目と見ているうちに（笑）、
気になって仕方がなくなってきたのが、アンヌに恋する隣国の王子シャルル！
アンヌを慕う姿がアホかわいらしくて！
にやけながらまっすぐにひたすらアンヌを見てます。
カメラが引きの時もアップの時も！
うんうん。好きな人はついつい目で追っちゃうよね♪とは思うけど、
追い過ぎやろ～！！！！！普通はもうちょい目線は客席の方に向くやろ～！
少女マンガ的表現をすると、
アンヌは大ゴマになると薔薇を背景にしょって出てくるような凛とした煌びやかさなのですが、
シャルルは常にキラキラ光るトーンと共に描かれる感じ。
目の感じが池田理代子なアンヌと木原敏江なシャルル。
マニアック過ぎる例えですが（笑）
ちなみに二人の歌声はちょっと似ているような気がします。
シャルル役の浦井健治さんの声が男性としては結構高いので、
一瞬シャルルも宝塚系の方が演じてるのかと思ったほどだし…。
しかし見れば見るほど気になってくるっていうのもすごいですよね！
アホでちょっとウザイ役なのに、でも結構役立っているという美味しい役！
ダンスも何かちょっとみんなと違うんですよね。キレよりも若々しい勢いが勝る感じ。
がんばれ、シャルル！って応援したくなってくる（笑）
とまぁ、こんなに長々と語っても語り足りないぐらい、
とっても面白かったです。ハマリます！！！！！
レンタルとかはないと思うので、購入しないと見れないのですが、
これは見ないと損する！って思っちゃうレベルの面白さです！
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
拍手、ありがとうございます！
気になって仕方が無かった作品。
以前にも書きましたが、私の元祖はやっぱりFF5のファリスなので、
女海賊で実は王女様でしたって設定はドストライクなのです！
その設定だけで美味しすぎるのに、それを天海祐希が演じるとか
どんなけ俺得！
これは見るしかないでしょう！！！！！
・・・が、舞台のチケットは全然取れず…。
最近DVDが出ていることを知り、思わず購入してしまったのでした（笑）
大航海時代末期のイベリア半島にある架空の小国コルドニアが舞台。
女海賊アンヌ（天海祐希）は海賊専門の海賊として活躍していたが、
実は亡き国王の娘であることがわかり、女王となることに。
腐敗した宰相ラーカム一派からの妨害を受けつつも、
コルドニアの自治を守るため、かつての仲間である海賊たちと戦うことに…。
個人的にはとってもサラディナーサ（河惣益巳の漫画）を思い出して仕方がないストーリー。
あちらは海賊であることを貫きますけどね。
アンヌ率いる海賊団の用心棒をしているのが石川五右衛門（古田新太）って時点で
歴史的なことなど細かいことは無視してファンタジーとして楽しむべし！
歌あり！ダンスあり！殺陣あり！
の何でもありのエンターテイメント大作です！
3時間半という長丁場ながら、細かいネタ（アドリブ込み）を随所に散りばめ、
ストーリーが二転三転するので、飽きずに楽しめます！
何よりも天海祐希がすごいっ！！！
何という美しさ！TVドラマでも充分魅力たっぷりな女優さんですが、
舞台映えがハンパじゃないっ！オーラがすごいっ！！！！！
さすがは元宝塚トップスター！！！！！
私の見たDVDは”ゲキシネ”といって舞台公演を撮影したものを映画用に編集したもので、
通常の舞台と違って、要所要所で演者のアップが入るのですが、
どのシーンをとってもすごく美しい！もう４０歳過ぎですよ？
海賊衣装→女王のドレス→親征時の軍服などなど、何度も衣装を変えるのですが、
どれも様になってます！
軍服姿にいたっては完全にオスカル様です。
個人的にはそのオスカル様シーンの後に着ている貴族の私邸での衣装みたいなのが好きです。
あれ、男性用の衣装だと思うけど…。
天海祐希はドレスも似合うけど、やっぱり長い手足が映えるスラっとした男装が似合う！
まあ、主役とはいえ本当にオーラが凄すぎて、この人はむしろ脇役は出来ないんだろうな…。
主役が食われてしまうわ！
ミュージカル調の舞台なので、もちろん天海祐希も歌って踊ります！
さすが元宝塚って言いたいところだけど、一部の歌はちょっと微妙だった気が…。
完全に歌パートに入っちゃったら問題ないのですが、セリフ的地声で歌う部分は
ちょっと不安定なところがあったような…。
まぁ、でも圧倒的な存在感・オーラでそんなものは吹き飛ばしてくれますが。
なんというか、本当にもう説得力のある美しさです！
とまぁ、あまりにすごかったので、思わず天海祐希についてばかり語ってしまいましたが、
その他の方々もすごい！みなさん実力派！
古田新太演じる石川五右衛門の緩急自在で安定感のある演技。
まぁ、残念ながら隣のアンヌが男前過ぎて、かっこいいとは思えませんでしたが…（笑）
松田聖子の娘というイメージしかなかった神田沙也加の確かな歌声・滑舌！
何気に声がすごく通ってキレイ！いい声されてます。
２世っていうか、本人に実力があってびっくりしました！
松田聖子の娘でなくても、何あのお姫様役の子？って気になって調べたと思います。
絶対元タカラジェンヌだって思って調べたらやっぱりそうだった、
優雅な宝塚オーラ溢れ出るエリザベッタ（森奈みはる）。
生真面目な演技でありながら、何気に笑いもすごく取ってる！
その他劇団☆新感線のベテランさんたちがしっかり脇を固めて、
歌やコメディにメリハリをつけているのですが、
その中でもガファス将軍役の粟根まことさんの声が…、
なつかしの”にこにこぷん”のぽろりに聞こえてしまって、
よく聞くとそんなに似てないのですが、
こういうのって一度そう聞こえると、もうダメなんですよね…。
元々コミカルな役どころの方ですが、
勝手に”ぽろり将軍！”っと思ってしまって笑ってしまいました…。
そして二度目・三度目と見ているうちに（笑）、
気になって仕方がなくなってきたのが、アンヌに恋する隣国の王子シャルル！
アンヌを慕う姿がアホかわいらしくて！
にやけながらまっすぐにひたすらアンヌを見てます。
カメラが引きの時もアップの時も！
うんうん。好きな人はついつい目で追っちゃうよね♪とは思うけど、
追い過ぎやろ～！！！！！普通はもうちょい目線は客席の方に向くやろ～！
少女マンガ的表現をすると、
アンヌは大ゴマになると薔薇を背景にしょって出てくるような凛とした煌びやかさなのですが、
シャルルは常にキラキラ光るトーンと共に描かれる感じ。
目の感じが池田理代子なアンヌと木原敏江なシャルル。
マニアック過ぎる例えですが（笑）
ちなみに二人の歌声はちょっと似ているような気がします。
シャルル役の浦井健治さんの声が男性としては結構高いので、
一瞬シャルルも宝塚系の方が演じてるのかと思ったほどだし…。
しかし見れば見るほど気になってくるっていうのもすごいですよね！
アホでちょっとウザイ役なのに、でも結構役立っているという美味しい役！
ダンスも何かちょっとみんなと違うんですよね。キレよりも若々しい勢いが勝る感じ。
がんばれ、シャルル！って応援したくなってくる（笑）
とまぁ、こんなに長々と語っても語り足りないぐらい、
とっても面白かったです。ハマリます！！！！！
レンタルとかはないと思うので、購入しないと見れないのですが、
これは見ないと損する！って思っちゃうレベルの面白さです！
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拍手、ありがとうございます！
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